第18章 イリーナ先生のこと
だけどその瞬間そいつとイリーナ先生の表情が変わった。
「っ…!からすま?」
イリーナ先生がそう呟いたのを聞いて、察した。殺せんせーと烏間先生が来てくれたんだ!
「なぜわかった?」
「タコが言った。生徒に来せない壁があったのならその時は先生の出番です、と。」
イトナくんのその一言で先生が来てくれたことは確信に変わった。
「まいったな。計画が狂ってしまった。仕方ない、プラン16だ。」
そういいながら2人はどこかへ行ってしまった。その時、天井が開いたかと思い覗けばそこから殺せんせーが落とされていく光景が見えた。
「「殺せんせー!」」
「殺せんせーまで捕まっちまうなんて…」
「対先生物質の檻ですか…。たしかに厄介な代物ですが、私の肉体はついにこれを克服しました。」
私たちは期待を込めた目で殺せんせーの行動を見ていると結局それは期待しただけ無駄だった。というのも、殺せんせーは檻を舐め始めた。
「こんな檻、半日もあれば溶かせます…」
「「おせーよ!!」」
私たちは呆れた目で殺せんせーを見ていると上から烏間先生とイリーナ先生、そいつが入ってきていた。
「あのさぁ、そのぺろぺろ続けたら全員の首輪破壊してくよ。」
結局この後はどうなる事やら…