• テキストサイズ

月が欠けた日から…

第17章 ビフォーアフター


「別にしても問題なくねー?俺の彼女だし。」

そういうこおじゃない。ここにいる人たち全員そう思った。とまぁ、こんなことをしているともうすっかり日が暮れ、一日が終わろうとしていた。

「ー、帰ろー。」

カルマにそう言われ、帰路につこうとした時。

「ねぇねぇ、お兄ちゃんとお姉ちゃんって、けっこんしてるのー?」
「他の人より仲良いもん!気になるなぁー!」

「なっ!?」

私は小学1年生からそう聞かれ、答えに戸惑っていたらカルマが答えを出してくれた。

「まだ結婚はしてないよー?おにーちゃんはこれからおねーちゃんにプロポーズするの。」

「ちょ、カルマー!」

私はまさかの回答に自分でも分かるくらいに顔が真っ赤になっていくのを感じた。

「じゃあ、これからおにーちゃんのお嫁さんになる人なんだ!」

とまぁ、これで終わったらいいものの、顔の暑さはまだ引いてはいなかった。

「、顔真っ赤、かわいいからそれでいいんだけどさ。」

「もーう!なんであんなことー!」

「えー?別にいいじゃん?がこれからも一緒にいてくれるって俺は信じてるから。」

そう言ってカルマは笑って、だけど真剣に私を見ていた。

「っ…。私も!カルマがそばに居てくれるって信じてるよ?」

「じゃあ、将来はちゃんとにプロポーズ、するよ。」

そうして今日も一日の幕を下ろした。
/ 368ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp