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月が欠けた日から…

第17章 ビフォーアフター


というわけで、椚ヶ丘総合病院に着き、玄関へと向かったところそこに烏間先生、そしてなぎさっち達がいた。

「ここにいたか。」

「「(藍奈)…」」

見たところ、すみれちゃんに神崎ちゃん、綺羅々ちゃん、奥田ちゃん達はいなかった。だけどそれ以上に私はムカついていた。

「あのさぁ、あんたたちやってること分かってんの?一応命の重みわかってる私から言わせてもらうけど、登校中にフリーランニングって、まず常識から言わせてもらうと住居侵入罪、ね。罪悪器物損壊罪で訴えられるところが人を怪我させて事故とかありえない。」

「だけど、、きいて…」

「いや、メグ、あんたたちの言い訳聞けないんだわ。というか、学級委員の磯貝くんとメグがなんでちゃんと止めて無いわけ?そこまでして他の人のテス勉妨げたいわけ?」

私は怒りに任せて言いたいことを全部ぶちまけようとした時、そこにやっと殺せんせーが到着したのか、止められてしまった。

「藍奈さん、そこでストップです。言いたいことはわかりますが、言葉には気をつけましょうね。」

そう言われ、振り返ってみると殺せんせーの顔はど怒り、だった。

「そうだな。だが、みんな、藍奈の言う通りだ。最悪の場合住居侵入罪で捕まるところだったことはよく覚えておけ。私にも責任がある。」

そう烏間先生が言ったすぐあと、私を含めた生徒全員は殺せんせーにビンタされていた。
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