第2章 特別強化学習
そんなふうになんだかんだ1時間を過ごして、2人で教室に戻って言ったが、クラスのみんなにあれこれと…。
「ちょ、!昼休み何があったのよー!?」
莉桜に不破ちゃんにめぐと陽菜乃、他にも女子は群がってきた。
「えーっと、そのー、じつは告られて両想いで付き合いました…?」
「まじ!?」
「やっとくっついた!?」
「先生もその話詳しく聞きたいです!」
カルマ君の方はと言うと…
「おまえっ、どーやってあの学一の美女を落としたんだよ!?」
「まだ俺なんてしゃべりかけることも出来てないのに!」
「を取られてしまった…」
「俺が告ったらOK貰ったし。あ、それからは俺のもんだから取らないでねー?取ろうとしたらどうなるか…分かってるよね?」
みたいな感じだった。な、なんか凄いことになってる…
「ねぇ、、カルマくんと出会ってまだ1ヶ月もたってないんでしょ?」
渚がコソッと私に話しかけてきた。
「うん。あ、けどE組に来る前に1回会ったことあるし、いちおークラス同じだったから。」
私はクラスのみんなの話を聞きながら渚とふたりで話していた。
「あ、そうなんだ!お幸せにね!」
私はありがとーと言い、チャイムと同時に席に着いた。
6時間目最後の授業も特別強化学習で、幕を閉じた。