第16章 戦いは体育祭で~恋のライバル?~
「「…えぇー!?!?磯貝(磯貝くん)、(藍奈さん)のことすきだったのー!?!?」」
「、付き合って欲しいなんて言わない。の気持ちもわかってる。ただ僕の気持ちを伝えたくて…」
「いや、そこ取れよ!?」
「磯貝、カルマから彼女取っちまえー!」
野次はグチグチとうるさかったが、私の気持ちは変わらない。
「磯貝くん、気持ち伝えてくれてありがとう。それはすっごく嬉しい!だけど、ごめん。私はカルマのことが好きだし、これからも変わらない。だから、これからも友達としてよろしくね?」
「うん。、受け取ってくれてありがとう。これで、頑張れるよ。みんな、行こう!」
そう言われ、男子のみんなはいった。かと思えばカルマは私の所へと向かってきた。
「。の気持ち聞けてほっとした。これで俺も頑張れる」
それだけ言ってグラウンドの真ん中へと走っていった。私は2人の背中をみながら、こっそり2人を応援していた。
「ー!まさか、優良物件から告られるなんてねー!」
「やるじゃない!クラスのマドンナ!」
「藍奈さん、まさか磯貝くんを落とすなんてやるじゃないですか!」
私は殺せんせーや女子たちに散々いじられながら、これから始まる男子たちの棒倒しの方へと目を向けた。がんばれ、男子!