第14章 二学期の始まり
「そんなこと出来るならとっくに殺してるって」
「ですよねぇー。」
私たちは牢屋の近くで岡島くんに合図を送った。
「あれってまさか…」
私たちは岡島くんの行動を見るとまさに殺せんせーは買収されていた。
「今だ、杉野ー!」
というわけで買収計画は成功、みんな無事に脱出することが出来た。
「やるじゃん、岡島くん!」
「おうよ!もおまえらも見てないでさっさと逃げようぜ!」
私は岡島くんにそう言葉をかけ、第1段階の脱出計画は無事に終わった。そうして次の烏間先生というと…
「ブチ切れ、みたいね…」
私は気に登り、上から烏間先生の様子を見ていたが次は原ちゃん、桃花、竹林くん、木村くんが捕まっていた。
「とりあえず、俺らは逃げるとするか」
「そうだね!」
そういって静かにその場を去り、烏間先生に捕まらないように必死で走っていた。
「案外、殺せんせーってちょろいね」
「ほんとだよ…。巨乳に釣られるなんて…」
そうこうしている間にも4人は脱走できているようだった。
「さん!この調子で行くと逃げ勝ちできる可能性が高いです!」
「律、声かけるのはいいけど静かにしててね…」
というわけでなんだかんだあと30秒と言ったところなんだが、絶賛追いかけられてます…
「ピピーッ!タイムアウト!泥棒側、逃げ切り勝ちです!」
というわけで捕まらずに済み、終わった。
「って、うわぁっ!?」
私は奥の手として登ろうとしていた木から落ちるとこだった。
「大丈夫か!?あまり無理はするなよ。にしても走るのが好きじゃないも成長したな。」
「あ、はい、ありがとうございます!って、そろそろおろしてください…」
私は落ちるところを烏間先生に助けられ、その場で成長を褒められた。