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月が欠けた日から…

第14章 二学期の始まり


「すごいね、茅野ちゃん。計画から全部1人で考えたの?」

「うん!そうと決めたら私、一直線に走っちゃうんだ!」

私はそんなカエデの姿をみて、頑張らないと!と密かに思っていた。こういうところがあるなんて、ほんとに意外。

「じゃあ、今日はこれまで。明日も早いぞー!」

その一言で今日は解散となった。

「カルマ!帰ろ!」

私はカルマに声をかけて一緒に帰ることにした。

「うん、いいよ。ちょっと待ってね。」

そう言われ、少し待ち、準備が出来たところで一緒に帰路へと着いた。

「カエデ、まさかあそこまで指揮をとるなんてねー!ホントびっくりしちゃった。」

「茅野ちゃん、あれ全部自分で考えたらしいしね。」

「みたいだよねー。明日どうなるかな。」

私たちはカエデの話で盛り上がりながら歩いていた。

「暗殺計画、成功するといいけど、まぁ、どうなるだろうな」

私たちは明日の結果を予想したけどどんな結果でも受け止めることは出来るみたいだった。

「じゃあ、またあしたね!」

「うん、またあした。」

そういって私たちも家へと帰っていった。
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