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月が欠けた日から…

第14章 二学期の始まり


「シルバーウィークだっていうのに集まってもらったのは他でもありません!今問題となっている卵の大量廃棄処分についてです!」

そう、二学期の始まりに集められたのはシルバーウィークの頃だった。それも中心となって指揮を取るのはカエデだ。

「そして、その下準備をしてくれたのは烏間先生。」

「あぁ、それなら校庭に…」

「では皆さん校庭に集まってください!」

そして、集められた校庭に行くとそこには巨大なものが置かれていた。これは形からするに、プリン?

「な、なんかカエデすごいこと思いつくよね…」

「うん、俺もそれ思った。」

私はカルマくんの隣にたちながらカエデの説明を聞いていた。

「ええ叶えましょう!その夢とロマン!ぶっちゃけ私も食べたい!」

「うん、すごい熱狂的だ…」

私はそう呟いた。それはなぎさっちも同じようだった。

「茅野ってあんまり表立つことも無くてだからといって後方支援になることも無くてなんだか、中立の立場にいる人だと思ってたけどあぁ言うところもあるみたいだね!」

わたしとなぎさっちでうんうんと頷いている間にもカエデはもう行動し始めていた。そんなこんなでカエデから話を聞きながら作業すること3時間。日が暮れてきた頃にはひと段落着いているところだった。
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