第13章 アオハルはリゾート地で
「あ!、いらっしゃい。急にどうしたの?」
「まぁ、いつもの事よ!急にくるパターン、多いでしょ?」
それだけ言いながらおじゃましまーすとなぎさっちの家の中へと入っていった。
「なぎさっちは殺せんせーから夏祭りの誘い受けた?」
「うん、ついさっき、父さんに会いに行ってた時に誘われたよ。もカルマくんと行くんでしょ?」
やっぱりなぎさっちも殺せんせーから夏祭りの誘いは受けていたようだった。ここらじゃそこそこ有名な夏祭り。行かない人はほぼ居ないと言われるほどだ。
「うん!会場前で待ち合わすつもりー!よかったら、なぎさっちも一緒に行かない?どうせ、桃花やメグたちも来てるんだろうし!」
「たしかに、そうだね!だけど2人の邪魔しちゃ悪いよ。その後は2人で楽しんできな!」
「うん!そうする!」
と、なぎさっちと会場に行く約束もできたため、買ってきたアイスを渡し、さっさと家に帰って新しい浴衣を身にまとった。
「かるま、可愛いって言ってくれるかな?」
そう期待しながら、浴衣も済ませ、メイクも終わらせるとちょうどいい時間になった。