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月が欠けた日から…

第13章 アオハルはリゾート地で


そして夏休みもあっという間に月日がすぎ、夏休み最終日私は課題を全部おわらせ、後期中間に向けてのテスト勉強もあらかた終わらせた。そして、今日は夏祭り!カルマも誘おうと意気込んで今日は新しい着物を買いに、お母さんからはお金をもらってある。

「うーん、どれにしようかなぁ。」

私が真剣に悩んでいる間にすごーく視線が感じる。私はそれに負けて視線のする方に目を向けると、夏祭り行く気満々の浴衣姿の殺せんせーがすぐそばに居た。

「んもう!何さっきからジロジロ見てんのよ!」

「いやぁ、今日の夏祭り良かったら来てくれませんかねぇ。色んな生徒たちを誘ったんですが、用事がある人ばかりでなかなか集まりが悪いんですっ!」

殺せんせーは私に神頼みするかのように夏祭りに誘おうと真剣のようだった。

「こ、殺せんせー、言われなくてもそのために今浴衣屋にいるんだから邪魔しないでもらっていい?」

「にゅや!?これは失礼しました…ん?というと、もしかしてカルマくんと夏祭りデートですかぁ?いいですねぇ、先生楽しみにしてます!」

それだけ言って先生はマッハで次の生徒を誘ってくるようだった。

「こ、殺せんせーもたいへんだなぁ。」

私はそう言いながら、アイスを買ってなぎさっちの家へと向かった。

「なぎさっち〜、」
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