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月が欠けた日から…

第12章 夏休みの波乱は…


そして私たちはヘリポートを登った。その矢先だった。

「あぁ、勘違いするなよ。これは2人のと時間を邪魔させないためだ。」

そういって後ろから聞こえた爆音は帰路を断たれたということだった。

「俺のやりたいことはわかるな?あの時のリターンマッチだ。」

私はぼーっとしながら鷹岡の話を聞いているとなぎさっちに土下座をさせたいようだった。そして私を、殺したくてたまらないということらしかった。

「見たいだろ?なぎさくぅーん。」

そう言って投げ出されたのはトランクに入ってある解毒剤だった。それは一気に粉後に爆破された。その瞬間皆は唖然と空を見上げるしか無かった。

「あははははっ、あーはっはっはっ!その顔を見たかったんだよぉ!ブドウのように腫れ上がっていく顔を夏休みの観察日記にしたらどうだ!?はははははっ、あーっはっはっ!」

「ちっ、てめぇの話聞いてると頭かち割れそうなんだよ、いい加減にしろよ!こちとら、てめぇのおかげで汗でびしょびしょだ。クライマックスと行こうか?うちのボスは容赦ねぇぞ。」

「ころ…して、やる…」

「そうでなくっちゃぁなぁ。殺しに来なさーい!おふたりともぉ。」

私たちは2人してさっきを帯び、今だったら私一人でも十分やれるほどだった。
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