• テキストサイズ

月が欠けた日から…

第11章 夏休みはラブの予感?


殺せんせーにはバレないように遊んでいるように見せ掛け、私たちの班は海の中に仕掛けを作る作戦。私は浮き輪で海に潜り込み、カルマが誘導してくれた。

「ふぅー!ヒヤヒヤしたー!」

「、泳げないなら無理しなくていいんだよ?」

「そうそう、それこそマドンナの水着姿は彼氏がいちばん見たいもんじゃなーい?」

りおとカルマはそう言ってからかってきた。

「んもー!2人して、やめてよー!」

そういいながらも、暗殺準備は順調に進み、夕方に殺せんせーは真っ黒になって帰ってきた。

「じゃあ、飯食ったら暗殺な!」

ということで一旦休憩を挟む形になった。みんなも相当気合いが入っているようだった。

「なるほど、船に酔わせて体力を奪うつもりですか。ですが、そう上手く行きますかねぇー。」

そして、1つ目、脱皮させることに成功。おかげで日焼けも皮もなくなりひとつ安心することが出来た。

「こんな使い方もあるんですよ!本来やばい時の奥の手ですが…はっ!」

そこで気づいたようだった。

「ばっかでぇー。暗殺前に自分で戦力減らしてやんの。」

「どうして、こんなにこのドジ殺せないんだろう…」

クラスのみんなそう思った。
/ 368ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp