第11章 夏休みはラブの予感?
そうして迎えた当日。6時間かけてたどり着いた目的地はかなり大きい離島だった。
「うわぁー!!ついた、ついたー!」
みんながはしゃぎ回っている中、殺せんせーはまた乗り物、船によっているようだった。ターゲットがなんで乗り物によってんだか、呆れた。
「カルマ、絶対暗殺成功させようね!」
「そうだね。ところでなぎさくん、暗殺の準備は出来てる?」
「お陰様で。これで上手くいくといいんだけど…。」
私たちはそんなこんな暗殺の話をしながら、ホテルに荷物を置き、ビーチで少しゆっくりしていた。
「んー!このジュースおいしー!」
「あははは、、はしゃぎすぎだよ…。」
「それさっきカルマにも言われたー!」
私は渚にも呆れられ、だけどその分いっぱい楽しんでいた。みんなと行ける旅行は格別に楽しいから!
前原くんと磯貝くんのいるグループは早速班別での暗殺に持ち込み、ハンググライダーで楽しんでるようだった。
「おー、やってるねぇ。なぎさくん、俺らも準備しようぜー。」
カルマのその掛け声で私達も仕掛けをしに行くことにした。ちなみに、班は修学旅行とおなじ、愛美ちゃんに神崎ちゃん、カエデと私に、杉野くん、なぎさっち、かるま。