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sunflower

第8章 日常


3人は恋話に話を弾ませていたーーー
「へえーじゃあ蘭ちゃんはその新一さんと幼馴染なんだ」
「ええまあ、でもあいつどこで何してるのかわかんないしつまんないやつですよっ」
顔を赤がらませながら答える蘭
その新一であるコナンは
『悪かったなつまんないやつで』
ジト目で蘭を捉えた。
「それよりカホさんは結婚してるんですよね?相手は公表されてませんでしたけど、どんな人ですか?」
「あたしもそれ、気になる!気になる!」
2人同時に詰め寄ってきてしまい戸惑うカホ。するとコトン、テーブルにプリンが置かれた
「?安室さん私たち頼んでませんよ」
「僕からのサービスです。それにその話僕も気になります。」
優しい笑みを浮かべカホに優しく聞く安室。ほんとに笑わなかったら降谷零そのままだとカホは思った。
「え、えっと....お見合い結婚なのでまだ彼のことは彼のことはよく知らなくて...」
カホは焦っていた。よくよく考えれば彼のことを何も知らない。しかし彼との約束内容に他言は不可。それをしっかり守るカホだった。なので出来るだけ彼との些細な会話を思い出して話を進めるカホ。
「じゃあお見合いを決めた動機ってなに?」
園子はカホに聞いた。
「うーん、私の一目惚れかな...」
顔を赤らませながら答えたカホに安室は内心ドキドキしていた。
「あとは?あとは?」
質問の嵐は続く。
「そうね、彼は無口でなにも喋らないけどとても優しい人よ。こんなダメな私と結婚してくれたのだもの。」
「え、どういうこと?」
「彼を怒ららせてばかりいるのわたし」
困った笑顔をみせるカホ
「きっとこの結婚も父に無理やり言われ仕組まれた結婚よ...」
「そんなことないですよっでもどうしてそんな考えが、?」
蘭が心配している
「多分彼には好きな人がいたのよ。」
「え?そんなまさか」
「あたしも最初信じられなかったんだけどね毎日香水の匂いを嗅がらさせ帰ってくるから...」
「え...」
「でも、いいの!だって私の結婚生活に無理矢理付き合わせているんだから..」
「カホ姉ちゃん...」
「もうこの話は、やめにしましょ!あ、プリン美味しそうーいただきまーす」
そんなカホをみて園子は
「もう今日はパーっと騒ぎましょ!」
「うんそうだね」 
と言ってくれた心強い友をカホは嬉しく感じた
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