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sunflower

第8章 日常


カラン、
「いらっしゃいませー」
中へ入ると梓さんだけだった。ホッと肩を撫で下ろすコナン。そんなコナンを余所に園子は
「あれ?イケメン店員の安室さんはー?」
「そういえばいないね」
「..安室さん?」
「カホさんは知らなかったね!ここで働いてる超イケメンの店員さんだよ!」
「へぇー。」
コナンは安室がいないことをいいことに
「ねえねえ、やっぱり博士の家に行こうよ!安室の兄ちゃんいないみたいだし」
提案を出した。
「うーん、そうねえ安室さんがいないんじゃしょうがないしね。」
今度こそ胸を撫で下ろすコナンしかし、
「安室さんならいま買い出しに出掛けていて、もうすぐ帰ってくる頃だと思うけどー」
カフェの店員である梓が答えた。その返事を聞いて園子は笑みを浮かべ
「じゃあ待ってようよ!」
「そうだね、喉も乾いたし、カホさんもあたし達と何か飲もうよ」
振り出しに戻ってしまった。コナンはダメかと項垂れるように座った。
カラン、扉が開く音がしたと同時に
「あっ!安室さん!」
園子が立ち上がり安室を見つけた。
「ん?こんにちは園子さん蘭さんとコナンくんも一緒でしたか。そちらの女性は?」
安室に背を向けて座っていたカホ
「カホちゃん、カホちゃんこの人が例のイケメン店員さんよ。安室さんこちら成瀬カホさん」
「「!」」
お互い顔を合わせた瞬間に驚きで声も出なかった。

その瞬間コナンは終わった何もかも....と絶望していた。

「どうしたの?2人とも固まっちゃってもしかして一目惚れ?」
ニヤニヤしながら冷やかす園子をよこに蘭は
「もう!園子ったら!」
とやりとりをしていた。
「いえ、僕は初対面ですよ?ただ美しい女性だなっと思いつい見惚れてしまいました。」
安室は顔を赤らませた
「「きゃー!」」
そんな安室の言動に盛り上がる園子と蘭
カホは少し鈍いところがあった為
『びっくりした、れいくんと思ってたけど違うのか。まあ世界には自分に似た人が3人もいるって聞いたことあるから...あたしの勘違いね』
1人納得するカホをみてコナンは
『おいおい、こいつほんとに大丈夫か?』と苦笑いを浮かべた。
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