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その力、分けて貰えませんか?【ワンピース】【ロー】

第2章 第二章 ただの船員…の、はず。


「あ、あのぅ…。」
「どうした。」
「やっぱり耳飾りはいいです…申し訳ないですし…。」
「あァ?今更何言ってんだ。それに、船長の命令に従わねェのか?」
「でっ、でも…!」
「あーあとなァ……、敬語はダメだって言ったろ?」

「…………ッ!!っふ、ん…////」

ローがラナの耳のふちを人混みの中で舐め始めた。
(え、っ。海賊ってみんなこんなものなの…!?(違います))

「ま、待って、下さ、…やッ!こんな、とこでッ!!」
(ヤバい、ローが上手い!!ちょ、これ俺でも無理だ…ゔーっ、なんか現状を打開する方法は無いのか…っ)
本体と"一体化"した短髪が、"本体の中"で嘆く。
だが、彼女にも彼にも不運な事が起きた。
ある者が現れたのである。


「!!ッチ、海兵か…!!」
「!!!」
「…こっちに来るな。どうするか…。」
「…ッ。」
(逃げなきゃ…ローにも、海兵にも…!)
ラナは必死で走り出した。

「あっ、オイ!!」

"room"_______シャンブルズ




ローがそう唱えた。

その瞬間、ラナは腕の中に収まっていた。
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