第10章 研究【幸村】
幸村はどこから出したのかゴムの袋を口でピーっと器用に破りスっと装着した。
『入れるよ』
窓に手を付かされお尻を幸村に突き出すような姿勢。
スカートを脱いでないだけマシだけど外からはきっと何をしてるかバレるだろう。
幸い窓の外は人通りが少ない校舎裏なので見つからない事を祈りながら幸村を受け入れた。
「っん。っっはっ。」
『声、漏れてきちゃってるよ?』
「……っ。」
『頑張って我慢してよ』
喘がない分私と幸村の交わる水っぽい音が教室に響く。
『君の中暖かくて気持ちいいからすぐイッちゃいそうだけど、俺だけイクなんて出来ないから…』
そういうと腰にあった幸村の手が前に回ってきて左手で胸を揉み右手は下の敏感な所へと。
腰の動きも激しく最奥を突かれる
「きゃっっ!ん、!!」
『声我慢できなくなってきた?声も可愛いよ』
「やっっ。あっっ、あ、イキそう……」
『うん。俺も。』
「あっっんんっ!!!」
『っっ!!』
2人同時ぐらいにイッたみたい。
倦怠感がすごいけど見つかる前にとササッと制服の乱れを戻した。
幸村もふぅ。と一呼吸置いたらスっとジャージを整えた。
『どうだった?俺の事わかった?』
「幸村は普通に性欲のある男の子でした。」
『はい。よくできました。じゃあ俺は部活行くから』
「あ、うん。行ってらっしゃい」
『またね。』
最後の見たことないニヒルな笑みとまたね。の意味を考えながら私は学校から帰った。