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テニプリ短編集【幸村精市】

第10章 研究【幸村】



『珍しく真田が反省文書いたって聞いてね。何をしたんだろうと思って見に来たんだけど、もういないみたいだね。』

「そうだね。気づいたらいなくなってたよ」

『ふーん。真田と何喋ってたの?』

「いや、んーーー。普通の話し…」


本人に幸村の事聞いてたなんて言えないよ。




『…そう。後輩の赤也って子がいるんだけどね、なーんかいつもより俺の事見てくるから、優しく聞いたんだけど、〇ちゃんがぁ。って言ってたんだけど君の事だよね?』

「あー。そうかなぁ?」

『俺に何か聞きたい事でもあるの?』

「いや、いいのいいの。」

『真田の反省文ちゃんと読んだ?〇がふしだらな発言をした為。って書いてあるよ?そういう事俺に聞きたいんじゃないの?』

「え!あいつ…。」



真田のバカめ!

でもなんか言うまでこの状況終わらない気がするし幸村は優しいし聞いてしまえ!










「あ、変な意味はないんだけどね、幸村って…その…性欲とかあるのかなぁ…?なんて。。。」


『ん?』

さっきまでの顔からポカンとした顔に変わってしまった。
そりゃそうだよね。キモすぎるよね。


「あぁ、ごめんごめん。キモいよね。(笑)ただ中性的な綺麗な顔立ちの人のそういう事って想像出来なくて気になっちゃって…」


恥ずかしくて死にそうだし幸村は口に手を当てて目がびっくりって感じの顔してる。絶対ドン引きされてる…。


「ほんとごめんね。興味本位でつい。忘れて!」



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