第4章 友達って良いよね
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天道「すまない…他の任務も掛け持ち故遅れた。この任務に対する給与はお館様から出るが、俺が別途出すから許せ」
まゆ「うっ…まぁ、斬れたので大丈夫で…!?」
信長「あなたがまゆの上司殿か。ワシは織田と申す!この後、酒を飲みに繰り出すのだがまゆを借りても宜しいだろうか」
まゆの話を遮り、信長が天道にまゆを借りたいと申し出た。天道は快く了承するが、それと同時に警告もする
まゆ「えっ…?」
天道「構わぬ。友なのだろう?ならば俺が口を挟む事ではあるまい。ただしまゆに手を出せば、日本一の侍であろう男が黙ってはおらん故、気をつけなされよ」
信長「ほぅ、会ってみたいものだな…この織田信長の名にかけて手は出さぬ。ご安心なされよ」
信長はまゆに手を出す気は一切ない。自分が認めた侍であり友である。友として大切にしたい子なのだ
天道「うむ、では御免」
天道が帰り、隠達の後処理を見届けると何羽かの鎹鴉が一斉に飛び立っていった
まゆが花巻を斬った瞬間飛び立っていった鎹鴉が二羽いたのだがそのうち一羽はお館様に報告に、もう一羽は縁壱に報告に行っていた
縁壱は桃太を含め数人の隊士を連れて鬼を討伐し、藤の家紋の家に入るところだった
隊士1「日柱様、今回のは厄介でしたね」
隊士2「真に日柱様はお強い」
縁壱「いや、私など別に…お前達に怪我などなくて良かった」
桃太「腹減ったぁ!!飯っ」
フリーランス鴉「カァー!縁壱ぃぃぃぃァァァ!!継子、御影まゆ、遊里ニテ下弦ノ参撃破ァァァァァァ!!一人デ出来タヨォー」
特に隊士に付いていないフリーランスな鎹鴉が縁壱に血圧上げながら報告に来たのだ。血管大丈夫か?と心配になる程だ
縁壱「まゆ一人で?怪我などないか、大丈夫なのか!?(天道殿は何をしていたのだ)」
桃太「まゆの野郎がぁ!?アイツ熊かなんかだな絶対w」
隊士1、2、3、4「「日柱様に継子が居たんですか!?(((御影ってもしかして…)))」」」
フリーランス鴉「まゆ二、一切ノ怪我ナシ。最後ハ、日の呼吸 ・斜陽転身デ決メタ!因ミニまゆハ、小サクテ顔モ可愛イ女子ィァ」
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