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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第4章 友達って良いよね






まゆ「あぁ、わかった…でも何故…(この鬼左からの攻撃に弱い。何故が一瞬怯えが見える)」

花巻「怖い…早く食べないと…早く!!鬼狩りっ、さっさと私に食われろっ」



怒りを露わにした花巻が鋭い爪をまゆに飛びかかるが、その爪は空を斬る。直後、花巻の頸に日輪刀の刃が突き立てられた



まゆ「日の呼吸・斜陽転身」

花巻「がぁぁぁぁっ!なんでっ…………」



漸くまゆは花巻の頸を落とす事に成功し、花巻は灰になり消えていく



花巻「あぁ、冠城様…それでもわっち は貴方を愛していんした…地獄で幸せになりんしょう…」



花巻は涙を流しまゆの方を見て言った。その気持ちと涙が、巌勝と別れた時の自分に重なったのか、複雑な表情で消えゆく花巻を見詰めた



花巻「おさらばえ」

まゆ「おさらばえ(あの時の私も多分、こんな顔してたんだろうな…)」



遊女1「月詠ちゃんは鬼狩り様でありんしたか、ありがたい事でありんす」

水輝「女のお侍様だなんで、勇敢でありんすねぇ。ありがとう」

ー以下省略ー



下弦の鬼であった花巻を斬ったまゆに遊里の遊女や客は次々と声をかけている。その中で興奮しきった大音声で話しかけるのが織田だった




織田「おみゃーさん本に強いのう!今日からワシと友にならんか?ワシは織田三郎信長ちゅー侍で趣味は茶器集め、いわば茶器コレ(茶器コレクター)じゃ」

まゆ「うん♪改めまして私、御影まゆと申します!職業は鬼狩りで、趣味は酒を呑む事!」



信長とまゆが改めて自己紹介を終えると、水柱・天道が現れた




天道「よくやった、見事だったぞ。後は隠が処理をするから帰って休め(ここまでとはな…気配を消して見ていて正解だった)」

まゆ「天道様ぁぁぁぁぁ!?今まで何処にいらしたんですか!もう駄目かと思いましたよぉん゛?」



まゆの目はグワッと見開き血走っている。物凄く怖い思いをしたからなのか、見捨てられたと思ったからなのかは定かではないが『天道は私が処す』と思っているのは確かだった



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