• テキストサイズ

【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第3章 運命の歯車






まゆに笑顔が戻り和やかな雰囲気が戻ってきた。そんな中、天道がまゆに話があると言う



天道「お前に手伝ってほしい任務があるのだ。少々危険だが継国殿が見込んだ腕前だ、大丈夫だろう」

縁壱「まゆはまだ入隊して居らぬ。私の任務以外は手伝いをさせる気はないのだが」

天道「女の隊士が必要でな」

緑野「女の隊士なら数人居るだろう、小早川とか日向とか。食堂勤務や隠にさせるわけにもいかぬし難しいな」

煉獄「うむ、継国殿の監視下以外はまだ賛成できぬな」



女性隊士が欲しい天道が食い下がる。和やかな雰囲気が一変してしまい、まゆは『ひぇ〜(汗)』とオロオロしている



天道「あれ等は弱すぎる。それに容姿が良くなければ遊里に売れぬだろう」

縁壱「遊里だと?ふざけないでいただきたい。天道殿はまゆに身体を売れと言うのか!」

隼人「腕は保証するが、任務とはいえ妹を遊里にやりたくはない。買われてしまう可能性はある」

緑野「継国殿、御影殿とりあえず話を聞こうではないか(継国殿の額に青筋が…初めて見たが、すっごく怖い…)」

煉獄「美味い!(継国殿が大きな声を出すとは珍しいな)」

金次「まぁ、まゆは可愛いでなぁ。男が放っておかんやろうし、危ないと思うで〜」



遊里と聞かされ青筋を立てる縁壱と、任務だが水揚げされてしまったらと思うと賛成できない隼人



道「最初は下働きからだ、その期間で終わらせる。水揚げされる可能性はあるが、そうなれば遊里を出すから心配するな。まゆには潜入して情報集めと遊里に潜む鬼を見つけてもらいたい」

まゆ「縁壱お兄様、私その任務やりたい…私で役に立つなら、人を守れるのなら!ね、良いでしょう?」



任務に行きたいまゆとしては、大歓迎だった。柱からの、ご指名となれば自ずと気合いが入る。あわよくば自分が鬼を斬りたいとさえ思っていた



縁壱「しかし、遊里は男が女を買って抱く場所だ。まゆが男に買われるなど私は嫌だ」

緑野「まぁまぁ継国殿、禿のうちに任務を終わらせたら良い。天道殿、出来るのだろうな?」



緑野が縁壱を窘めて天道に問う。柱では一番の年長者な為に、こういった役割りは緑野がしている。何気に気苦労の多い男である





/ 694ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp