第3章 運命の歯車
・
★軽く他の柱の紹介を兼ねて会話させます。仮面ライダー的な名前ありますが、作者が妄想する時に使ってる名前などそのままです。名前考えるのが辛いので…すみません
鳴柱・緑野幸之助「今夜は何処で飲むか決めようぞ」
炎柱・煉獄透寿郎「まゆ殿も居るのだ、たまには御影殿の家が良いのでは?」
岩柱・佐藤金次「そういえば行った事がなかったの〜」
影柱・御影隼人「無理だ!!(まゆが嫌がる、兄として妹を護らねば!それに縁壱も嫌だろう…)」
水柱・天道総司「なぜなんだ?」
水柱の天道が聞くが、隼人は「兎に角無理だ!!」と言い張る
縁壱「私の屋敷にしよう(まゆが嫌がっている、家で何かあったのか…)」
煉獄「うむ、では継国殿の御厚意に甘えるとしよう!!」
実は先程からずっとまゆは縁壱の腕にしがみつき「家は嫌だ…嫌だ嫌だ」と呟いていたのだ。何か理由があるのだろうと思い、自分の屋敷を宴会の場にと名乗りをあげたのだった
まゆ「縁壱お兄様…ありがとうございます(絶対に会わない保証はないから…)」
御影家に帰ると巌勝と志津をどうしても思い出してしまうのだ。御影家に行く事を回避出来たまゆは安堵した
日柱邸に着いた非番の柱達は、身体が華奢で小さく普通の女子にしか見えないまゆが非常に珍しいのと、縁壱が継子にした事により興味津々な様子だ
※柱達の名前は長いと皆様も作者も疲れるので印象に残りやすそうな方を使います
ー岩柱ー
岩柱・金次「まゆは女やろうに何故鬼殺隊に入ろうと思ったんや。家柄が家柄やさかいに縁談の一つ二つは在ったんと違うか?」
まゆの辞書に縁談という言葉はない。どう誤魔化そうか頭をフル回転させるが浮かばないので『スルーしようかなぁ』と思っている
まゆ「私は日本一の女の侍を目指してまして、幼き頃より剣術の稽古をしてまいりました。しかし女子故、侍になるのは現実的ではありませぬ。ですが、幸いにも御影家は鬼殺隊の家系でございますから、鬼殺隊なら実力があれば堂々と侍を名乗れるかとっ!テヘッ♪」
岩柱・金次「おー随分思い切ったやないか!格好ええなぁ」
金次に褒められたまゆは嬉しそうに笑った
・