• テキストサイズ

【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第30章 こんなの初めて…〜second wedding〜と後日のお話






村田「ヒィッ!もっ申し訳ありません!!」

巌勝「村田ではないか。如何して此処に?」

まゆ「村田君おひさぁ♪」



村田君の声が凄く上擦っている。柱ってそんなに怖い存在なのかしらね



村田「おっ、憶えていていてくださっ、痛っ、さって光栄でございますぅ!」


村田君の口の端から血が流れている。舌噛んだの?吐血?何事よ…



巌勝「落ち着け。任務か?」

村田「ハィィッ、任務であります!目が金色みたいな鬼を見かけなかったでしょうか!」



敬礼するのは良いけどビビり過ぎよ。村田君の同期の義勇や錆兎なんて平気で話してるわよ?ちょっとは男らしくしなさいよっ!なんて思いつつ私は巌勝さんの腕の中でポヤァーンとしている



巌勝「さっきの雑魚鬼か…悪いが私が斬った。妻との幸せ時間を邪魔された故にな」

村田「かかっ、かしこまりましたっ。お手間を取らせて申し訳ありません!では失礼致しますっ」



深々と頭を下げる村田君。最後に「僕は邪魔しませぇーん」と叫びながら走って行ってしまった。中々面白い子だわ(笑)



まゆ「そんなに怖いのかしらねぇ」

巌勝「柱と一般隊士の関係など昔からこんなもんだろう」



そう言いながら私を姫抱きにする巌勝さん



まゆ「そうだったっけ?皆でワイワイしてたじゃない」



巌勝さんは私の額にチュッとすると「ふむ…」と考え込む仕草をした。あぁんカッコイイわ♡今時の男子に無い感じがまた良いのよ。色々な時代の男子を見てきたけど侍最高!!



巌勝「桃太や亀島、秀人は特別だ。中々図太いというか何と言うか…まぁ、良い意味で臆さないな」

まゆ「そかぁ、現代だと実弥や義勇辺りかしらね。あっ、竜兄さんは?」



巌勝さんに滅茶苦茶八つ当たりとかしてたわよね。しかも女子関係で(笑)八つ当たりをされた巌勝さんに稽古と称して超シバかれてたけど「色男は敵じゃぁぁぁ」って向かっ行ってたし



巌勝「竜は幼馴染故にまた違う。それが無くとも女子に掛ける情熱でああなりそうだがな…」

まゆ「まぁ、兄妹が柱だったし?でも竜兄さんだし…う〜ん、何とも言えないなぁ…」



私が悩みながら言うと、巌勝さんは「うむ、竜だからな」と言って笑った




/ 694ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp