第30章 こんなの初めて…〜second wedding〜と後日のお話
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その後も巌勝さんが「誓いの接吻…」とブツブツ言ってたから、後日に家族と暇な神魔集めてしたわよ。勿論タキシードとドレスも外せないわ!
よくよく聞くとベールアップもしたかったんだって!よっぽど嬉しかったのね、当日は珍しく燥いでテンションが高くて子供みたいだったのよ♪まぁ、誓いのキスでディープなのをされるとは思わなかったわ(笑)
巌勝「離れていた時間が長過ぎて、少々我侭になってしまったかもしれぬな…すまなかった…」
巌勝さんは今、少しずつ私との幸せを取り戻しているのを実感してるのかもしれないわね
まゆ「謝らないで!タキシード姿の巌勝さんが超格好良かったから満足よ♡」
ベールアップの時の私を見つめる眼差しと、キスの時の顔が超セクシーで堪らなかった!!とか言えないわね…まぁ、薄目開けてたから見えたんだけどね。今考えると花嫁が薄目開けて見てるとかヤバイかも?
巌勝「ありがとう…まゆがとても綺麗で…どうしたら良いか分からなくなってしまった…」
まゆ「私もよ!ねぇ、キスして♡」
あぁ、巌勝さんの唇がもう少しで…あっ…
雑魚鬼「テメェー等は鬼殺隊か?」
ザシュッ
雑魚鬼「ギャッ!?」
巌勝「私とまゆの語らいの邪魔をするな」
まゆ「巌勝さん素敵♡」
実は任務が終わって待ち合わせしての会話で、ラブラブ全開で盛り上がってるところに雑魚鬼が現れたのよ
巌勝「雑魚鬼の分際で夫婦の神聖なる接吻を邪魔するなど百万年早いわっ」
巌勝さんは消えゆく鬼を鬼の形相でにらみつけて言った。鬼は「そんなに怒らなくても…」って言ってたけど、私との何かを邪魔されるのが大嫌いだから仕方がないわね
まゆ「機嫌わるーい!ほらぁ、キスの続きしよっ♡」
巌勝「あぁ、何時もより長くなるが良いか?邪魔が入って気分を害した故」
まゆ「はむぅっ………」
返事をしようと口を開いた瞬間、激しくて甘くて深いキスを長い事されました(笑)気持ち良かった♡
まゆ「もぉっ///」
巌勝「ふふっ、嫌だったか?まゆからも求めていたと思ったが。ところで覗いておるのは誰だ?」
そう言えばそうね。覗いてたのは誰かな?
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