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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第28章 妙神山へ再び!!






メドーサ「落ち着きな。他人の話を聞かないのはアンタの悪い癖だよっ」

斉天大聖「何にせよ力を別けて使うのは成功じゃな。次は別々に集束を会得しなければならん。一ノ瀬殿、何か案はあるか?」

一ノ瀬「はい。力の質の違う文珠を同時に同じマイトを込めて作る。これが出来れば神威斬(ラグナ・ブレード)も何とかなるかと。勿論、反復練習は必要ですが…」



難易度爆上がりなんですが。でも、それが出来なければ先は無いか…。流石は一ノ瀬ね。修行の方法や方向性を良く知ってるわ!



まゆ「パッと思いつくなんて流石ね〜。私には難易度が激ヤバだけどっ(笑)」

一ノ瀬「フンっ、こんな事は誰でも思いつく。お前の技や特性を知っておれば当たり前の話だ。ポンコツ上司め!大体が日頃から怠けてばかりいるからいざという時に何も出来なくて泣くはめになるのだぞ?」

まゆ「むぅ…それ言われたら何も言い返せないしー。努力出来る一ノ瀬を尊敬するわ」



上司が部下を尊敬出来るってあまり無いわよね。でもさ、私は一ノ瀬が飛び抜けた才能に胡座をかかずに只管努力をしていたのを知ってるから納得しちゃうのよね〜



一ノ瀬「大体がお前は頭を使わな過ぎる。脳味噌が錆びてんじゃないか?もしくは腐ってるとかだな!馬鹿な自分を自覚して精々他人の話を聞く位はちゃんとする事だな」

まゆ「酷っ!!」

斉天大聖「これこれ、よさんか。ワシが強行突破に出たのは言うまでもないが、アレ程の力を前に生半可な方法じゃ対応しきれんでな…。アレを完璧に抑え込んで何事も無く済まそうとするなら相応の力と術(すべ)が要るからの」

小竜姫「お恥ずかしながら、この中に出来る者はいません…」

メドーサ「すまない。無理なんだよ私達には…スマートにやれるなら疾っくにやってる。何も親友に痛い思いなんかさせたくないよ」



猿爺のみならず、メドーサと小竜姫も申し訳なさそうに告げた。治癒は得意分野だから気にすんなってーの!



縁壱「お話は分かりました。ですが一ノ瀬殿、あまりまゆを虐めないでいただきたい」

黒死牟「縁壱、いきなり如何したというのだ…」



えっ、ちょっと言い出すのよ〜。今まで何も言わず見守ってたじゃない…



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