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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第3章 運命の歯車






「縁壱お兄様ぁ!」とまゆが縁壱に抱つき、縁壱も優しく抱き返す。まゆは大分と心細かったのだろう、その姿は縁壱を見た瞬間から安心しきっている



浦太郎「あぁ、日柱様お帰りでしたか。いやぁ〜まゆちゃんがあまりにも可愛くって、ついつい声を掛けてしまいましたよ」

縁壱「まゆはその様な事に慣れておらん。誘惑をする様な事は控えて欲しいのだが?」



まゆは相変わらず縁壱にしがみついている



浦太郎「可愛い女の子とお近付きになりたいと思うのは、男の本能ではないですか。それにまゆちゃんだって接吻した事くらいはあるよね?」

まゆ「何故初対面の殿方にそのような事を話さねばならぬか私には分かり兼ねる(亀はさっさと竜宮城に帰ればいいさっ)」

縁壱「それは女性に対する侮辱ではなかろうか。まゆは私の妹のような存在、それ以上は許さぬ故その時はご覚悟をなされよ」



浦太郎は縁壱の威圧感に少々たじろぐが持ち直す。これくらいで怯んでいたら軟派師などやっていられない。柱相手に持ち直せる浦太郎が何気に凄い



浦太郎「それは誠に失礼。おっと、怪我人の様子見なきゃ!日柱様私はこれにて失礼致す。まゆちゃんまたゆっくりね♡(へぇ〜珍しいもの見ちゃった。あの日柱様がねぇ〜…これは面白くなりそうだ♪先輩達にもいーっちゃお♡)」



浦太郎はパチンと一瞬片目を閉じてまゆに手を振り去っていった。女好きにも困ったものである



縁壱「一人にしてしまってすまない、怖かっただろう。これからは連れて行く…」

まゆ「大丈夫でございます。浦太郎殿に関しては少々戸惑いましたが、女である以上はどちらにしろ目立ちます故に切りがありませぬ。忙しい縁壱お兄様のお手を煩わせる様な事は今後有りませぬよう対処いたします!」



兄達にも散々言われたしまゆ自身もある程度覚悟はしていた。意地悪される事もあるだろう、しかし柱は忙しい。そんな事でこれ以上縁壱の時間をとらせたくなったのだ







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