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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第26章 帰宅後の宴






私はタリスマンを使い、魔力を増幅する為にカオス・ワーズを唱える。ある程度時間が経ってからのリザレクションは増幅しても最後まで詠唱が必要だと思う。長いのよね…



タリスマンの詠唱をしている間に巌勝さんの言っていた三人が私の目の前に並べられた。早くしないと間に合わないし、隠に見られてしまう…



まゆ「四界の闇を統べる王 汝等の欠片の縁に従い 汝等全ての力もて 我に更なる力を与えよ。 我が内にある暁の光よ 魂に刻まれし 夜よりも昏き闇よ 我が前に倒れし者を 混沌の意思にて救い給え 眩き暁 昏き闇の混沌よ 目前で息絶えし者に 我が力もて 再び生命の息吹を与えんことを リザレクション!!」



辺り一帯に魔法陣の光が広がり、一度死した者達の欠けた身体が再生をし、生者の温かさを取り戻していく。あんた等ラッキーね、三途の川渡っちゃったらアウトだったわよ



黒死牟「こんな事が出来るのか…魔王は伊達ではないな」

まゆ「一か八かよ。増幅したとはいえ全部喰われてたら無理だったし、魂が三途の川渡ってても無理だったわ。身体が三分の二残っててギリギリってとこね。神魔なら霊気構造が一欠片でも残ってれば大丈夫だけど、人間は難しいわ…」



そうこうしているうちに隠が到着して後片付けをしている。村人については巌勝さんの指示により、集会場らしき場所へ集められて寝かされた。家が判からないからねー



隠1「光柱様、月柱様、お疲れ様でございます。隊士達は気絶しているようですが如何なさいますか?」

黒死牟「叩き起して藤の花の家紋の家にでも行かせろ。精神を鍛え直すゆえ後日、光柱邸に来いと伝えてくれ。怪我は治したが、精神的錯乱が酷い様なら救護室に運べ。一之瀬殿が何とかする筈だ」

まゆ「スパルタよね~」



隠達は文字通り隊士達を叩き起している様で、隊士達はギャーギャーと悲鳴を上げている。トラウマとか大丈夫かしら…あまりに酷い様なら記憶消してあげようと心に近い、私達は縁壱さんの待つ屋敷へと帰って行った



黒死牟「今日は特に疲れただろう」

まゆ「うん…」

黒死牟「まゆ………」



疲労感と自分に対する嫌悪感。やっぱりダメよね、あんなのは…



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