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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第26章 帰宅後の宴






あれからグデグデのベロンベロンに酔った酒飲み達は、文珠で酔いを覚ましてから任務に行った。縁壱さんはあまり酔ってないからって使わなかったけどね



鷹男「カァァァ!北ヘ行ケ!上茂村ニテ結界ノ様ナモノデ人ヲ閉ジ込メテ喰ラッテイル。気ヲツケロ、奴ハ人ノ本性ヲ暴キ出ス血鬼術ヲ使ウラシイゼェ」

まゆ「随分趣味が悪い事…」

影子「巌勝モ行クノヨー。イザトナッタラ頼ムワヨー」

黒死牟「承知した」



巌勝さんと共に只管北へ走ると、やがて民家が見えてきたのだけど、あれが上茂村かしら。そこには怯えて逃げ惑う人々と泣き叫ぶ隊士達の姿…



黒死牟「恐らく血鬼術に掛かっておるのだろう。でなければ隊士失格だな」

まゆ「キツイわね…怖いもんは怖いのよ」

黒死牟「それでもだ。着くぞ」

まゆ「人々の救出をお願い。私はあの鬼を殺る」



巌勝さんに人々の救出を頼み、私は鬼と対峙する。持ってきた治癒札で対応しきれるだろうか…イザとなれば広範囲で治癒の術を使う。タリスマンが有る今なら可能だ



まゆ「そこのクソ鬼、私が相手よ」



その鬼は髪が長く一見綺麗な女。自分の結界の中で逃げ惑う者達を少しずつ喰らうなんて、綺麗な顔して随分と残酷よね



結界鬼「また餌が来はりましたなぁ。さぁ、お前も本性を見せて私に喰われなはれ。一緒に来た男も早く喰いたいわぁ〜」

まゆ「私達がお前如きに喰われるわけないでしょう。柱二人が、そんなヘマするとでも?」



阻害の術(オブストラクション)掛けてるけど、巌勝さんの正体わかったら涙目だろうなぁ(笑)



結界鬼「柱…お前達を喰えばアノお方に褒めてもらえるやないの!十二鬼月になれるわ!こんな良い事はないわぁ」

まゆ「喰えればね…」



ふ〜ん、この結界に入った時点で血鬼術が発動するのね。そりゃ一般隊士じゃ対応出来ないわ。本性を暴かれたら如何にもならないもの



結界鬼「さぁ本性を…何っ!?何故この結界に入っておきながら冷静で居られる!!」

まゆ「冷静に見せてるだけよ。疼くのよ本能が…」



あぁ、解放したい…でも、魔族の本性など巌勝さんに見せたくはない。だけど抑えられそうにないの



結界鬼「小癪な!!そのまま喰らってやるっ」


馬鹿な鬼…



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