第26章 帰宅後の宴
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槇寿郎「まゆの恥ずかしいの基準は何なんだ?」
黒死牟「私も気になってはいましたがイマイチわかりませぬ…」
まゆ「あー…、あのねぇ…具体的な話になっちゃうとダメなのよ。リリスとかとは話すし、他人のは生々しくても聞けるし平気。でも自分の話となると如何しても恥ずかしくて…///」
縁壱「まゆも結構言っている気もするが、そう言えば具体的な話はしないな…」
でしょ!?それに千寿郎に突っ込まれたら答えようが無いでしょうが!純粋無垢な少年に大人の知識はまだ要らないわ!しかもさっきのは如何しようもなく邪悪な知識だし…
千寿郎「プレイとは何でしょう…?」
槇寿郎「ゲッ…(俺もう知らねーぞ!?)(汗)」
ほれみぃ、興味持っちゃったじゃん!!
縁壱「遊戯において、やっている当事者をプレイヤーというのだ。例えば『双六をプレイする』と言うだろう?そのプレイだ」
千寿郎「よくわかりませんが、遊ぶのに姉上が魔族姿になるのは何故ですか?」
黒死牟「その方が…強くなった…気がするのだ……………」
アシュ「実際強いからね。物理的に」
縁壱さんのポーカーフェイスが役に立ったわね。動揺したら負けよ!余計に疑問を持つわ
千寿郎「なるほど〜深いのですね…」
黒死牟「あぁ、遊戯とは何でも奥が深いのだ。特に囲碁と双六はな」
囲碁や双六はわかるけど、今回の案件は深くないわよ。ただの助平なお兄さん達の趣向だから!!私も好きだけどさ…
まゆ「そういう事よ。アハハっ」
杏寿郎「うむ!これでこの話はお終いだな!!」
杏寿郎が話を締め、再びワイワイと酒を飲み始めた。すると、玄関の外に神気を感じる。まさか…
ピンポーン♪
まゆ「ゲスト多すぎよ!ハァ…私が出るわ」
白澤「お邪魔しまぁーす♪まゆちゃん人間姿も可愛いね♡僕とデートする?」
まゆ「帰れ!!」
鳳凰「まぁまぁ、そう言わずに座らせてくれんかぁ」
白澤も鳳凰も目出度い瑞獣だけど、私にとってはただの爺さん共としか認識してない。上がり込んだら長いのよ…
槇寿郎「この方々は…?」
まゆ「女好きの牛とロリ爺の鳥…」
間違ってないわよ…
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