第26章 帰宅後の宴
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杏寿郎「火乃華殿はお忙しい中、わざわざ駆け付けてくださった!!竜神王様に呼ばれたとかで随分お急ぎの様子だったぞ」
まゆ「ふーん、なるほどねぇ」
縁壱「そう言えば元々、煉獄家の血筋には火乃華様の加護が掛かっているのではなかったか?」
どうせ天龍童子が何かやらかしてお仕置きに行ってたか何かよ、絶対に。因みに天龍童子とは竜神王の息子で、悪戯好きのヤンチャなクソガキなのよ。この私にも偉そうだし!どついて泣かせたけどね
まゆ「そうよ。私には掛かってないけどねっ!まっ、貰えるもんは貰って良いのよ。減るもんじゃないしぃ」
ゼロス「何でそんなにヤサグレてるんですか(汗)まゆ様は火乃華さんの加護を上回る力をお持ちでしょうに」
縁壱「それでも親友から加護が欲しかったのでしょう」
槇寿郎「めちゃくちゃ我儘だな」
縁壱さん正解♡我儘だもん。良いんだもん!!
ゼロス「あっ、僕としたことがすっかり忘れてました!こちらが祝の品です♪言っときますけど、僕は中身しりませんからね(汗)」
まゆ「ありがとう!」
私に続き、巌勝さんと縁壱さんも礼を言った。ゼラスはプレゼントのセンスが良いから楽しみだわ♪
ゼロス「それとコレを。魔族に戻れは必要ないでしょうから、お貸し致しますね」
まゆ「タリスマンじゃない!!リナが持ってた筈じゃ…」
ゼロス「リナさんが亡くなった後はフィリアさんが預っていらしたんです。なので回収しておきました♪元々僕のなので」
まゆ「へぇ〜、ありがたく使わせてもらうわね!これで今よりも、もう少し強めの術が使えるわ…」
黒死牟「これは一体…」
ゼロスが持ってきたのはタリスマンであーる。デモンブラッドと云う石で出来ている。合計四つあり、其々この世界の魔王と異世界の魔王三体を表しているの
まゆ「キャパシティ増幅の為のアイテムよ。これがあれば多少の無理は効くわ!」
黒死牟「頼もしい道具があったものだな」
縁壱「こんな物が有ったとは知らなかった。似たようなアイテムはまゆの城にも有るが…」
私が持ってるのは、このタリスマン程の効果はない。何せ昔にアシュタロスの真似して何か作ろうと発明した失敗作だからw要するに暇だったのよ(汗)
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