第26章 帰宅後の宴
・
縁壱「杏寿郎はどの様な修行をしたのだ?」
まゆ「そうそう、私も気になってた!」
話題が杏寿郎の修行に移った。大体の予想はつくけど、一つ不可解な事があるわ。火乃華の加護が強くなってる気がするのよね…
杏寿郎「メドーサ殿との修行は実に有意義なものでした。今回は刺叉ではなく、剣を用いて実戦形式で相手をして頂いたが真に強かった!何度死にかけたかわかりません!」
黒死牟「ギリギリのところでの戦いだったのだな」
槇寿郎「すっかり男の顔になったと思ったら死にかけたのか…まぁ、生きてて良かったな!」
アシュ「メドーサは厳しいよね~」
へぇ~珍しいわね。メドーサは剣より刺叉の方が好きなのに、杏寿郎に合わせたのかしら
杏寿郎「小竜姫殿とメドーサ殿がタッグを組んでの戦いは真に厳しいものでした。おかげで巌勝殿の黄龍が出ても焦らず対処が出来たわけです。その後はチャクラを開く為の修行ですが、座禅を組んで外部から霊力を供給してもらい、その霊力が何処にあるかから始めました」
杏寿郎の話によると、只管霊力を回してチャクラを全体的に少しずつ開けていくと云うものだった。第六のチャクラ・アージュニャー迄は開いたそうだ。但し、第五と第六は全開ではないみたいだけどね
アシュ「加速空間に入ったとはいえ大したものだよ。長い事生きているがアージュニャー迄開けた者をあまり見た事ないからね。第七のサハスラーラとなると一人しか見た事ない」
まゆ「その一人ってのが人間時代の一之瀬よ」
槇寿郎「凄い人だったのだな…」
そりゃそうよ。超一流の中の超一流だったんだもの。超絶怖いけどwww
杏寿郎「仕上げは火乃華殿が加護を少し掛けてくださったのと、本当に炎が出るように術を施してくださった。勿論、炎は任意で出すか決められる故に建物等を燃やす心配もない。後は霊波刀と云うものを使える様になった位か」
縁壱「十分な成果だ。よく頑張ったな」
まゆ「火乃華居たのね…私に会うまで妙神山に居てくれればよかったのにぃ!」
友達でしょーが!あぁーあ、会いたかったなぁ〜…
・