第26章 帰宅後の宴
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巌勝さんまで何言ってんのよぉ
杏寿郎「そう言えば昔、巌勝殿がまゆを女王様と呼んだ事があったな」
黒死牟「あっ、あれは秀人だろう。私ではない…」
あ〜何となく思い出したわ…そんな事があったわね〜。でも巌勝さんと秀人どっちだったかしら…
まゆ「それって結局どっちが言ったの?お互い仲良く擦りつけあってたから記憶が曖昧なのよね〜」
黒死牟「その様な事を私が言うわけなかろう?」
杏寿郎「いや、巌勝殿だったぞ!!良いではないですか。それも一つの愛なのでは?」
槇寿郎「それは愛なのか…?」
どうか私達、煉獄ツインズに語彙力をください…
黒死牟「言ってない…」←自分が言ったのを憶えているがまゆに知られたくない
縁壱「どちらでも良いではないですか。400年も前の話でございます故、記憶も曖昧になりましょうぞ」←巌勝の気持ちを察した
まゆ「まぁ、そうよね。古い話だもの!さぁ飲みましょう♪」
言いそうなのは秀人だけどねwww←完全濡れ衣
宴会は中盤に差し掛かり、皆良い感じで酔ってきている。私は気分上々過ぎてオッサン化している
まゆ「プハーッ、酒は何でも最高だね♪ゼロス飲んでないじゃん。注ぐからグラス傾けな」
ゼロス「飲んでるじゃないですかぁ〜」
まゆ「私の酒が飲めねーって言うのかい!」
ゼロス「そんな事言ってませんってば!絡まないでくださいよぉ〜」
ゼロスの奴は昔から付き合いが悪い。特に酒が好きってわけじゃないみたいだから仕方ないけどさ
槇寿郎「止さぬかバカ娘!」
まゆ「だって…」
縁壱「まゆ、人が嫌がる事をしてはいけない。ゼロス様はあまり酒が好きではないのを知っておるだろう?」
まゆ「はーい♡ごめんねゼロス。縁壱さん私、ちゃんと謝れたよ♡偉い?」
ゼロス「いっ、いえ…」
縁壱「あぁ、偉いぞ」
背景、父上。私は台所のGではありませぬ故、その様なお目々はお止めください
黒死牟「素晴らしい変わり様だ。流石は私のまゆだな」
槇寿郎「良いのか、それで…」
アシュ「まぁ、本人達が良いのなら良いのでしょう」
良いのよ!
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