第25章 妙神山入り!
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あれやこれやと考えているうちに、巌勝さんと縁壱さんは斉天大聖に連れられて加速空間へと入って行った
修行内容は大猿となった斉天大聖と只管に戦う事。その中で新たな能力を開花させなければならず、能力を得られなければ『死』あるのみ…
まゆ「そんなの嫌よぉぉぉ!!」
メドーサ「頭の可笑しさに磨きが掛かってるねぇ。一ノ瀬が言っていた以上だよ」
小竜姫「まぁまぁ、旦那様が二人も出来れば誰だって浮かれますよ。そもそもまゆ様は独り身が長かったですからね」
まゆ「二人とも独り身やんけ!」
メドーサ「私等は億単位で生きていない若輩者だよ。数十億年行けず後家の視点で言われても困るねぇ」
小竜姫「私はまだ三千歳ですよ!」
結構刺さったのね(笑)
私達は憎まれ口を叩き合いながらも会話をしたり、お茶菓子を食べたりと楽しく過ごしていた
メドーサ「で、如何なんだい」
まゆ「何がよ」
小竜姫「夜の生活とか…って、言わせないでください///」
聞かないでください(笑)言えるわけないでしょーよ!
まゆ「それは秘密です♡」
メドーサ「どこぞの獣神官みたいな事を言ってんじゃないよ。とっとと話な!」
私が「話せるわけないでしょっ!完全にプライベートなんだから勘弁してよね。私だけじゃなくて旦那様達も関わる事なんだからさ、矢鱈めったらと人に話する事じゃないわよ」と言うと、小竜姫とメドーサが私の顔を見て唖然としている
何で!?
小竜姫「まゆ様がまともな意見を…」
メドーサ「一体如何しちまったんだよ!!ハルマゲドンの前兆かい!?それとも、この世からみたらし団子か消えてしまうのかい!?どっちか答えな!!あぁ、とうとうアタシも終わりか…」
何でハルマゲドンとみたらし団子が同等みたく言っちゃってるのさ。そりゃぁ私もみたらし団子が無くなったら泣くけど
まゆ「何かの前兆とかじゃないから!男女の営みなんて人に話す事じゃないでしょって言ってるだけよ。はっ、恥ずかしいじゃない…」
メドーサ「羞恥心とか有ったんだね。万年単位の付き合いだけど初めて知ったよ」
そんな目で私を見てたのね…
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