第25章 妙神山入り!
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小竜姫「本当は会いたかった癖に、メドーサは素直じゃありませんね!」
メドーサ「余計な事を言うんじゃないよ!このサボり魔王が調子に乗るじゃないかい」
まゆ「そんなメドちゃんも好きよ♡」
メドーサ「………………」
ヒィィィそんなに恨みがましい目で見なくても良いじゃんか(汗)
私がメドーサに睨まれて冷や汗を流していると、見知った気配が異空間から現れた。中華服を着た猿爺こと斉天大聖であーる!
斉天大聖「まゆ殿、随分と久しいのぅ」
まゆ「あーら猿爺、久しぶりね!直接会うのは2500年前の上層部会議以来かしら?今回は世話掛けるわね」
斉天大聖は本来あまり人に修行をつけない。修行に堪えられる者が居ないからなのよね。だから、本当は巌勝さんを止めたいんだけど…
斉天大聖「なーに、修行が妙神山の本分だしのぉ。それにワシも規約のせいで何も出来んのじゃから、これ位はしても罰は当たらん」
まゆ「罰は当てる方でしょうが(笑)まっ、紹介するわね。こちらが私の夫の巌勝さんよ」
黒死牟「継国巌勝と申します。今回は宜しくお願い致します」
斉天大聖「こちらこそ宜しく頼む。どれ、縁壱殿もワシの修行受けてみんか?」
私が巌勝さんを紹介すると、巌勝さんは何処か緊張した面持ちで斉天大聖に挨拶をした。緊張してるなんて可愛い♡
縁壱「ご無沙汰しております。老師様が宜しければ是非にでも」
そう言えば神魔中立会で会ったって前に言ってたわね。それにしても、何で縁壱さんまで…
斉天大聖「うむ。では、早速加速空間に入るかのぅ。まゆ殿は如何なさるおつもりじゃ?」
まゆ「行かないわよ」
黒死牟「まゆが着いて来ないとは…」
縁壱「珍しいですね。腹でも痛いのでしょうか」
そんなにか!?
まゆ「愛する旦那様達を信じて待つのも妻の仕事よっ♪」
黒死牟「妻が待っていてくれるのならば、何が何でも生きて帰らねばならんな」
縁壱「えぇ、必ず…」
如何しても行くの?ハァ〜嫌だなぁ…だけど止めて聞く様な男達じゃないわよね…
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