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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第3章 運命の歯車






まゆは「入隊を待て」と言う縁壱に困惑したが、理由は直ぐに明かされた



縁壱「入隊してしまえば任務に一人で出向く事もある。まゆは女子故どうしても男に力負けしてしまうだろう。まずは日の呼吸を覚え、切り札を増やす事だ」



まゆは「鬼狩りしたい…」と、ほっぺたを膨らませ縁壱を見上げる



縁壱「……ならば私の任務に連れて行く。それならどうだ?」

まゆ「やったぁー!!」



まゆは「わ〜い」と両手を挙げてはしゃぐ



縁壱「ただし、危ないと思ったら私がやる。良いな?」

まゆ「はーい♪縁壱お兄様の出番無きように頑張ります!!」



縁壱はまゆを護りたいのだ。元気良く返事をするまゆに縁壱は「クスッ」と笑い頭を撫でると「子供じゃないです…」と恥ずかしそうにモジモジしていた



縁壱「ふっ…では行こう(相変わらず愛らしいなまゆは…)」

まゆ「はい!うっ…」



気の緩みにより、忘れかけていた足の痛みに再び襲われる



縁壱「やはり怪我を負っていたのか…鬼にやられたのか?」

まゆ「あっ、いえ。お恥ずかしながら小動物の罠にガッっと…///あはは」



まゆは『茹でた蛸か!?』と云う位顔を赤くして言う



縁壱「大丈夫か…くくっ…」

まゆ「笑うなら笑ってください!むぅ!(縁壱お兄様ってこんな風に笑うんだ…)」



縁壱は勢いよく吹き出してしまったが何とか堪え繕った。しかしまゆとしては笑うなら取り繕わないでほしいと思う。余計に恥ずかしくなるから…



縁壱「くくっ…ふむ、すまない。善処しよう」



縁壱は「詫びだ」と言いながらまゆを姫抱きにして歩き出す



まゆ「わっきゃっ!?私歩けますから!」

縁壱「詫びだと言っただろう?それに無理をしたらいけない。その後に支障をきたしたらどうする」



まゆは縁壱の言葉に大人しくなり「緊張する…」と言いながらも縁壱の首に抱きついた



縁壱「っ…そんな事何処で覚えたのだ?」

まゆ「えっ、首に抱きつくの?うーん…なんでだっけ、忘れました(あまりにも似てたから…その腕が、その抱き方も…)」



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