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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第21章 私の秘密






瑠火「千寿郎ならきっと何でも作れる子に成れますよ」

まゆ「美味いよ本当に!お姉ちゃん和食は完全に負けちゃってる!」



千寿郎の料理は美味しいよ☆母上の味とは少し違うけど、何だろう…母上とは違ったタイプの『お袋の味』みたいな?縁壱さんの料理に近いのよね



千寿郎「はい!ありがとうございます!照れますね…///」



男の人が『お袋の味』を出そうとするとこうなるのかしら?



和気あいあいと料理を作っている私達。その頃男性陣は…



槇寿郎「千寿郎の事なんだがな…俺は千寿郎が剣士になれるとは思えんのだ。俺の教え方が悪いのかもしれんが、日輪刀の色が変わらなかった」

黒死牟「確かに千寿郎は剣士に向かない…しかし、料理や裁縫や学問に優れております。この時代は武家社会ではありませぬ故、学問を伸ばしてやれば宜しいかと…」

縁壱「兄上と同意見です。例え煉獄家に産まれても剣士になるだけが全てではないと…」

杏寿郎「千寿郎は医者や学者に向いていると思う!何せ、俺達兄妹と違って頭が良いからな!!」



その場に私が居たら絶対に、こう言うだろう『それな!!』と(笑)



黒死牟「自分を下げるような事は言うでないぞ。杏寿郎は戦いにおいては賢い、それとまゆは少々抜けているだけで頭は悪くない筈!多分…」

杏寿郎「巌勝殿は文武両道と聞きます。そんな方に言われたら余計に頑張らねば!」

槇寿郎「言い切れないのか…まゆは確かに馬鹿ではないが、すこぶる頭が可笑しいよな」

縁壱「抜けてるだけです。それが愛らしく守ってやりたくなる…」



などと、好き勝手言っている様だ。そこに私達台所組が料理を持って客間に行った



聞こえましたよ♡



千寿郎「料理が出来上がりましたので、お持ちしました!!」

まゆ「誰が抜けてるのよぉ〜拗ねちゃうから!」



父上と巌勝さんは気不味そうにして私と目を合わせず、口々に「美味そうだな」とか「素晴らしい」などと言っている



誤魔化されないわよぉ?



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