第21章 私の秘密
・
まゆ「例えばよ!子供作らないのであれば、私は魔力でコントロール出来るから大丈夫よ。だから、とっとと鬼舞辻無惨を倒して子作りしましょっ!」
縁壱「それを早く言わぬか」
槇寿郎「余計な事は言うが、肝心な事は言わんのは何故なのだ…」
【悲報】煉獄まゆ氏「余計な事しか言わない」と関係者に暴露される【自業自得】
黒死牟「語彙力が旅に出てしまったのでしょう…」
ここぞとばかりに責めないで!!
まゆ「タイミングを逃したのよ」
槇寿郎「ところで妙神山とは?」
黒死牟「聞いた事があるような…」
最近は一ノ瀬の様に私の話を華麗なるスルーする事があるのよね。スルー検定でもしてるの?
まゆ「ゴホンッ…では説明を。妙神山とは、世界に百八つ有る神族の拠点の一つで、霊能者や武人が目指すべき最高峰の修行場よ」
黒死牟「行ってみたい…」
槇寿郎「お前は本当に肝心な事は言わんな…頭が痛くなってきたではないか、このバカ娘!」
杏寿郎「そこに行けば強くなれるのか!?是非行きたい!!」
行きたいって言われてもねぇ…小竜姫が超加速さえ使わなければ死ぬ事はないでしょうけど、迷う所だわ…
まゆ「妙神山には音に聞こえた武神であり、管理人の『小竜姫』が居るわ。父上は兎も角、私の加護がある巌勝さんが修行しても多分意味ないわ。斉天大聖の修行を受けるなら話は別だけども、下手したら死ぬわよ。だから駄目!」
千寿郎「斉天大聖って、西遊記の孫悟空ですよね!!姉上は、そんな方とも知り合いなのですね!凄いです♪」
知ってたの?千寿郎は博識だわ!偉い!
黒死牟「ほぉ…まゆ、私は斉天大聖とやらの修行を受けるぞ」
槇寿郎「俺は小竜姫様?の修行を受けたい。手配してくれ」
Q:この男性達は危ないのを分かっていて、何故に修行を受けたいとか言うのですか?
A:武道馬鹿で脳味噌まで筋肉で出来ている、謂わば脳筋だからです。因みに理詰めで話しても、どこ吹く風なので諦めましょう
まゆ「分かった…両方とも加速空間を手配するわね」
まったく男共は…ハァー…溜息が止まらなくなるわ
・