第21章 私の秘密
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まゆ「旦那さんが帰って来たら、ご飯にする?お風呂にする?それともぉ♡わ・た・し?って言いたい!!」
縁壱「似たような事を、美月が嫁に行ってから言ってなかったか?」
黒死牟「お前が何と答えたのかが気になるな…私なら迷わずにまゆだな。玄関で服を乱して…ふふふっ…」
巌勝さんったら!きゃっ♡
縁壱「当然の事ながらまゆでしたよ」
巌勝「やっぱりか!!どうだった?」
早く無惨を倒して、隊服を着なくて良い世の中になったら良いなぁ…
まゆ「スーツ姿の二人に言いたい…」
私がボヤいている傍らで、縁壱さんは感想を述べている
まゆ「盛り上がってるところ悪いんだけど、結婚の挨拶するなら早く行かないとね~」
凄く盛り上がってたから本当に申し訳無いけど仕方ないわ。時間の関係は元より、やっぱり恥ずかしいのよ。結局は縁壱さんと私のプレイを話しているわけだから止める権利はあるわよね
黒死牟「いざ、煉獄家へ!!継国巌勝、参る!!」
縁壱「死力を尽くしましょう。継国縁壱、参る」
まゆ「合戦場にでも行くの?二人で何万人の軍を全滅させられるのかしらね」
ここは煉獄家、私の生家である。何とか『娘さんとヤらせてください』から『娘さんを嫁にください』話に持って行った昨日が既に懐かしい
黒死牟「結婚の挨拶は三回目だが何度しても怖いな…」←相手は全てまゆ
縁壱「私も親御さんへの挨拶は緊張致します。美月の時に、される側も二回ほど経験しましたが、暴れそうになりました」←うたには両親が居なかった為に相手は二回ともまゆで、娘も二回嫁に出している
嫁に貰われる為の挨拶は五回目だけども緊張はするのね…巌勝さんも縁壱さんも強張っているわ
まゆ「入るわよ」
黒死牟「よし、ここは私が…。ごめんください!」
玄関の鍵は開いてるんだから入れば良いのに、だって玄関のガラガラって音で来客が分かるから!父上と杏寿郎なら気配で分かるけどさっ
縁壱「まだ寝てらっしゃるのでしょうか。気配はあるのですが…」
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