第21章 私の秘密
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まゆ「L様含めた皆に誓うで良いわよ。式を挙げるとなれば皆来るし」
縁壱「うむ。キーやん様やサッちゃん様のみならず、神魔問わずになるからな」
黒死牟「もの凄い重圧の中での結婚式だな…だが、それに堪えてこそ男だ。縁壱、覚悟を決めるぞ!」
やったぁ♪お色直しは何回しようかしら☆
縁壱「はい!!二人でまゆを嫁に貰いにいきましょう。これぞ正しく夢の様でございます」
黒死牟「私もだ…」
そうよね、普通はない事だもの!
ところで親戚や仲の良い隊士を呼ぶのよね。一人の新婦に新郎が二人とか引かれないか心配だわ
誕生日当日、嫁に貰いに行くのに隊服ではちょっと…と、巌勝さんが言ったので、朝から巌勝さんと縁壱さんはスーツを着ているがネクタイに苦戦していた
私は前田さんに依頼して作ってもらった、四百年前と同じショートパンツスタイルよ♪喜んで作ってくれて、下は隊服みたいなミニスカートも用意してくれて感謝しかないわ!
縁壱「中々難しいな…いつもはルシファー様か一ノ瀬殿にして貰う故に自分でした事がない」
黒死牟「こんな物を鬼舞辻は自分で着けていたのか。そこだけは尊敬できる。あっ、また玉になってしまった…私には難易度が高い!まぁ、凧糸が何故か絡む縁壱には絶対に無理だろうけどな…」←これなら勝てると踏んで少し楽しい
まゆ「そうだったわね。私がするわ!縁壱さん屈んで♡」
先ずは縁壱さんのネクタイを締めていく。巌勝さんが少しショボーンとしているけど、縁壱さんのネクタイが可哀想なので先にする
まゆ「新婚さんみたいね♡はい、出来た!」
縁壱「あぁ、何か照れ臭いな。ありがとう奥さん」
チュッ
きゃぁー♡本当に新婚さん気分だわっ♪
まゆ「はい、巌勝さんもOKよ♡」
黒死牟「スーツを着るようになったらまゆに毎日してもらえるのか…」
毎日は面倒くさいなぁ(笑)でも、スーツ姿の旦那さんを玄関で『行ってらっしゃい、あなた♡』って見送るのも良いわね♪
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