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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第21章 私の秘密






黒死牟「恐らく…疲れているだけだ…」←弟はこんなだったか?と思い、昔の記憶を辿る

縁壱「兄上が教えてくださらないならまゆに聞きます」←四百年前とは違い、まゆについては巌勝に遠慮をしないようにしている



私が某鬼神の鬼の形相を想像して震えていると、縁壱さんが私に口付けをしてきた



まゆ「えっ、どうしたの?いきなり…」

縁壱「何度もまゆを呼んだのだが上の空だった故にな。口付けをしたら気が付くかと…」

黒死牟「縁壱よ…お前、変わったな…」



嘘っ、呼ばれてたの!?それは申し訳無い事をしちゃったわね(汗)



まゆ「んとね、天元が気になるの…」

黒死牟「なっ…あの男に心を奪われてしまったのかっ!?」

縁壱「まゆ…」



何故そうなる!!



まゆ「違うわよ。宇髄って名字に聞き覚えが有るような気がしただけだから!!推測だけど、天元は忍びよね」

黒死牟「あぁ、あの身のこなしは恐らく忍びだろうな」

縁壱「御影家と関係があるのか?何れにしろ兄上と私以外の男は気にしなくて良い」



本当に愛されてるなぁ~私♪



縁壱「して、明日はまゆの十五歳の誕生日だな…」



縁壱さんがそう言って妖美に笑うと、巌勝さんも何だか分かった様でニヤリとして私を見つめる



そうよ、そうだったわ!!天元が気になり過ぎて忘れてたけど、明日は解禁日なのよね♪有名なワインのボジョレー○ーヴォーの解禁日じゃないわよ?



まゆ「ムフ♡」



だって父上は嫁に行ける歳って言ってたもの!



黒死牟「改めてお義父さんに挨拶をしてからだな…」

縁壱「ですね…明日は恒例の誕生日会がありますから、その時にでも言いましょう」

まゆ「何て言うのよ」



勿論『娘さんを嫁にください』って言うのよね?



黒死牟「娘さんとヤラせてください…何か違うな、しっくりこない…」



それを義理の父に言えたら逆に凄いわ



縁壱「娘さんと交わりますので許可をください。とか…」

黒死牟「そこは許可をくださいではない!許可を頂きたく、この度お屋敷に伺った次第にてございますで候、だろう?」



言い方の問題じゃない様な気がするのは、私の気のせいかしら…?



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