第21章 私の秘密
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宇髄「お兄さん名前は?俺様は宇髄天元、何れ柱になる男だ。そしてまゆを四人目の嫁にする男よっ」
黒死牟「月柱、継国巌勝。まゆは私の可愛い嫁だ戯け!一生を掛けて大切にすると決めておる故、貴様になど渡さぬ!」
巌勝さん格好良過ぎるわっ!!そんな事言われたらまゆの小さな胸がキュンってしちゃう♡
宇髄「へぇ…ド派手にアンタを超えてやるぜ!!またなまゆ」
天元は私に向かってウィンクをしてから消えた様に見える程の速さで、その場を立ち去った。なるほど、天元は恐らく忍びね…
黒死牟「何だったんだ一体…」
まゆ「私の彼氏は妄想だと思われてたのよ」
巌勝さんは「なんだそれは…」と首を傾げてたけど『スケベな妄想が声に出てた』なんて言えないから黙っとこうと思う
黒死牟「まゆ、一人の時に宇髄に近づくな。任務が一緒ならば私も行くか代わる…分かったな?」
まゆ「大丈夫よ。二人きりなら空間移動でも使って逃げるわ!ここは本部だから人が多くて使えなかっただけだし」
巌勝さんはムッとしていたが天元について、それ以上は言わなった
宇髄天元か…宇髄………聞いたことが有るような?
縁壱「まゆ、まゆ!」
はて、なんで聞いたことが有るのか…
黒死牟「ボーッとしておるようだが…」
縁壱「何かあったのですか?」
前世の御影家には分家に忍びの家系が有ったけど…それでかしらね
黒死牟「昼間に、本部でちょっとな」
縁壱「それは是が非でも、お聞かせ願いたいです」
気になるけど考えても仕方ないんだろうなぁ~なんて
黒死牟「…お前が心配するような事は何もない」←縁壱に暴走されたら止めようがないので話したくない
縁壱「いえ、まゆの事は何でも知りたいのです」←重症
だって聞ける人はこの世には居ないのだし、わざわざ鬼灯君に調べてもらうのも気が引けるわよねぇ
黒死牟「縁壱、まゆにだってボーッとする時くらいは有る。と言うよりだな、昔からだろう。放っておいてやらんか」
縁壱「しかし兄上!また変な事を考えているのでは、と心配になります」
そんな事で手間を取らせたら怖いもの(汗)
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