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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第21章 私の秘密






ルシファー「俺から一つ提案がある」

黒死牟「お知恵を貸しいただけるのですか?」



私達はルシファーに注目した。『英知を授ける者』の案だから期待大よね



ルシファー「地上の竜族に声を掛けてみたらどうかと思う。古い竜族なら、まだまだまゆの力は及ぶ筈だぜ」

縁壱「神魔になっていない竜族という事でしょうか」

黒死牟「絶対に神魔のどちらかでは無いのだな…」

まゆ「規約に縛られない者を味方につけると…?」

ルシファー「縁壱もまゆも正解だが少し違う。お前の力が及ぶ者全て。即ち、人間に興味のない者達も巻き込め。戦わずとも守る事は出来る、それなら規約の範囲内だろ」



人間に興味のない者達ならば快くともいかないのでは?その気のある者はとっくにそうやって人間を守っているわ。今迄に何柱か会ったことがあるけど、なるべく鬼を追い払ったりして人を救ってると言っていたもの



まゆ「私の力が及ぶ竜族なんて日本の地上に残っているかしら。嘗ての降魔戦争や竜族人界大戦争で殆どが滅んでるのよ。祀られている子達なら何柱かは知ってるけど、その子達は既にやってくれてるわ」

ルシファー「大事な事忘れてんな。嘗て、お前が守った小竜達は滅んじゃいねぇ筈だぜ」



竜族人界大戦争の時の小竜達…



まゆ「居る場所が分からないわよ…」

縁壱「居場所ならヒャクメ様に捜してもらえば良い」

黒死牟「規約の範囲内ならば協力してもらえるのではないか?」



駄女神ヒャクメか…



ルシファー「だな、使える者は使えば良い。旦那達がしっかり者で良かったお前(笑)」

まゆ「本当に良かったわ。明日にでも捜してもらうわね」

槇寿郎「我が娘は、凄いんだが間抜けなのかわからんな…」



安心してください。間抜けですから!



それから数日後、私は三日ほど休みを貰って地上の知り合いの竜族達に声を掛けて回った。その間、巌勝さんが私の分まで仕事をしてくれる



女子一人では色々心配だって、縁壱さんが着いてきてくれたのが嬉しくて、扇子片手に踊りたくなったわ



まゆ『心配し過ぎよ』

縁壱『愛する妻を心配して何が悪いのだ?』

黒死牟『一人なら行かせん』



だって♡



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