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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第21章 私の秘密






まゆ「うん…」

槇寿郎「お前は創造したかもしれないが、生命において運命を個人的な想いで変えてしまうのはタブーではないのか?」



既に母上の死の運命を変えたよ…別の話かもしれないけどね



まゆ「子供の性別についてはわかりました。魔族、まゆの名において絶対にしません!」

縁壱「無理に授けたりも駄目だ。これは御義父さんと御義母さんが考えるべき事。『妹が欲しい』とだけ伝えれば良いではないか」

黒死牟「そうだぞ。人も他の生命も既に、お前の手を離れておるのではないのか?」



巌勝さんに言われた通りだ。細かい梃入れはしたけど、創造する者が想像する以上の進化や文明を成している…



まゆ「うん…」



私は下を向き一言だけ返事をした。父上は黙って私達の会話を聞いている



黒死牟「真に分かっていおるのか…私は立場を利用するなとは言ってはおらんが、まゆは私的利用が多すぎる!それはまゆの存在、立場上においても如何なものかと言っておるのだ」



全ては平等ではないのに…駄目なの?



まゆ「今は人間だし、ある程度の魔術と人脈しか使えないよ…」

黒死牟「産まれる生命においては使うな。私の言ってる事がわかるか?」



言われてる事は分かるけど厳しくない?昔は凄く甘かったのに…



縁壱さんも何も発言しない。私より巌勝さんが大事なの?比べられるもんじゃないのは分かってるけど、何か言ってくれてもいいじゃない



まゆ「分かってるよ………」

黒死牟「まゆは最近暴走し過ぎる。いつか大変な事をやらかすのではないかと心配でならんのだ」

槇寿郎「巌勝、気持ちは分かるぞ。だがまゆも戸惑ってるのだろう。加減を知らんからな…この話は、これで終いだ!そう言えば腹減ったな」

縁壱「今から御用意致します。まゆ、手伝ってくれ」



私は「はーい」と返事をして縁壱さんと台所へと向かった。何となく気不味いかな…



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