第21章 私の秘密
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縁壱「真に嬉しかったし、愛おしさが増したぞ?」
まゆ「照れちゃうよぉ〜♡」
父上は「お前達を見てるとこっちが恥ずかしくなる」と、言って手酌で酒を煽っていた。父上も母上とラブラブしてる癖にぃ〜(笑)
私は妹が欲しいな♡
まゆ「だってぇ…私は巌勝さんと縁壱さんを好き過ぎて如何しようもなくて、気持ちを呼吸で現したらこうなったの!」
頑張って父上を煽ったら、きっとサンタさんが妹を授けてくれるわね♡ニコラウスに言うよりもサンダルフォンに言った方が確実かしら?でも受胎となるとなぁ…誰に言おうか迷うわね
黒死牟「私もまゆを愛しておる…例え嫌だと言っても離れてなどやらぬ」
縁壱「真の永遠だ…」
槇寿郎「よく親の前で言えるな。恥ずかしくないのか…」←娘が大事にされているのは嬉しいが呆れている
まゆ「父上、愛に恥ずかしい事などありませぬ。私は妹が欲しいです!大丈夫、性別ならサンダルフォンに言って女子にしてもらいますから♪」
私以外の全員が『何言ってんだ?』という顔で見ている。縁壱さんも!?なんでよ!!
黒死牟「愛に恥ずかしい事は無い。それはまゆの言う通りだ。しかし何も知らない小さい子ではないのだから、そう云った事を口に出すのは如何かと思うのだが?」
まゆ「ぁっ…ごめんなさい、確かにデリケートな事よね。配慮が足りなかったわ…」
槇寿郎「馬鹿だな。神からの授かりものだから天に任せろ!それについては瑠火と相談をだな…ゴニョゴニョ」
縁壱「お義父さん。まゆなら如何にかしてしまえるから怖い所なんです」
それ言ったら駄目よ!例え私が何もしてなくて出来たとしても思いっきり疑われるじゃないの(泣)
まゆ「父上と母上がもう子供を要らないなら諦める…本人達が嫌がってるのにしたら駄目だし。でも授けなくても子供は出来るから、せめて性別をと…」
槇寿郎「何も下の子を作るのが駄目だとは言ってないだろう?でもな、誰かを使って性別などを操作するのは間違っている。それは分かるな?」
巌勝さんと縁壱さんも、父上に強く同意している。私の味方居ないの?
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