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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第21章 私の秘密






まゆ「じゃじゃーん!魔族化すれば創れるから安心してね♪」

耀哉「人間時は可愛らしい子だけど、魔族姿は凄く綺麗な大人のお姉さんだね」



綺麗だなんてそんなぁ♪巌勝さん、何で私の下半身を見つめているのかしら?見るなら顔を見てほしいわね…。父上の溜め息が重いわっ、私がバカみたいじゃない!



縁壱「屋敷の守護に特化したのを創ったら良いと思う」

まゆ「えぇ!耀哉の使い魔は別に創るわ♪久し振りでワクワクするわねぇ♡」

槇寿郎「ワクワクし過ぎだろっ」

黒死牟「まゆが楽しそうで何よりだ」

耀哉「フフッ、活き活きしてるね」



使い魔を創るなんてどれ位ぶりかしらね。空の使い魔を縁壱さんに創ったのは四百年弱前。まともに創ったのは多分…五億年位前だわ



まゆ「はい、屋敷を守護する子は出来上がり。さぁ『ルーチェ』お前は産屋敷邸を守護しなぁ!」



空色の身体と黄金の瞳を持つドラゴンが現れ「キュッ」と一鳴きしてから姿を消した。人に見えないように、屋敷全体を見守れる場所に行ったのだろう



耀哉「見事だね!」

黒死牟「まゆ型の使い魔が欲しい…」

槇寿郎「巌勝よ、少しは自重しろ」

縁壱「詠唱無しで創れたのか」

まゆ「個人に授けるのは詠唱が要るわよ。本当に個人に合ったのを創るからね!」



私型の使い魔?巌勝さん………その使い魔に何かを致す気なのかしら!?私以外にスケベな事をしちゃダメだからね。っていうか、私型なだけで別者なんだから浮気よ!



まゆ「闇を打ち砕く眩き光よ 地上を照らす灼熱の日輪よ 悪意の闇に牙を向ける誇り高き龍よ 生命を宿し 我が手の内に目覚めん」



カオス・ワーズが終わると、灼熱の如く赤い色をしたドラゴンが耀哉の前に現れる。その瞳の色は透明な硝子玉のようだった



縁壱「瞳に色が無いようだが…」

まゆ「ここからよ!耀哉、その子に名前を付けて。そしたら瞳に色が宿るわ!」

耀哉「名前か……火輪(かりん)…火輪が良い」



耀哉が名を付けると、赤き竜は透明な瞳に色を宿した。瞳の周りは赤く縁を描き、瞳の中は光り輝く朱色。正に火輪の様だった



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