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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第21章 私の秘密






私は深呼吸を一つして、不安な気持ちを落ち着かせる



まゆ「孤独が嫌だった…寂しかったのよ。私と話ててもね、誰も楽しそうじゃないの…神魔の誰もが跪き頭を垂れる、それが嫌だった…『主』と呼ばれるアイツは何とも思わなかったみたいだけど、私は堪えられなかったのよ…。それで神魔ともに、最高指導者を立てて魔族の頂点から外れたの。…ね、呆れちゃうでしょ?」

耀哉「まゆ、辛かったね…分からなくもないよ。私は偉い存在じゃないけどね、でも寂しく思う時があるから…」



お館様は寂しそうに微笑んだ



まゆ「お館様……あのっ、私で良ければ友達になりましょう!」



お館様は鬼殺隊の頂点だ、やはり隊士や周りの人間と楽しくとはいかないだろう。私と同じ孤独を知る御館様に、そう言わずには居られなかった



槇寿郎「まゆ!お前なにを!」

まゆ「だってさ…」



父上が叱ってくれるのは嬉しい。だって私は父上にとっては、ただの娘だって事だから



耀哉「槇寿郎、私は凄く嬉しいんだ。孤独は人を歪ませるから…まゆ、友達としてもよろしくね。早速敬語を外して名前で呼んでくれないか?このメンバーだけなら良いよね」

まゆ「えぇ、わかったわ!耀哉、よろしくね♪」



調子に乗った私は御館様にウィンクをした。父上は小さく「バカ娘…」と言っていたが気にしない(笑)



耀哉「それなら偶には遊びに来てほしい。勿論、旦那さんと一緒にね」

まゆ「暇な時なら良いわよ♪それと、私の使い魔で産屋敷邸を護らせようと思うの…」

黒死牟「グラウとソル以外にも使い魔が居るのか!?」



グラウとソル以外は、鬼灯君に貸してるから居ないのよねー



耀哉「良いのかい?まゆの大事な使い魔だろうに」

まゆ「友達の為なら何でもするわよ!他は貸し出してるから創れば良いわ」



縁壱「まさか…」

黒死牟「まゆ…今夜は寝かせてやらんからな」

槇寿郎「親の前で言うでない…」



私は文珠を五つ作り『一/時/魔/族/化』と文字を篭めて発動した



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