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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第21章 私の秘密






まゆ「今の私はソロモン七十二柱というものに属し、魔王と呼ばれる悪魔です」

縁壱「今の私、とは?」

耀哉「前は違ったのかい?」



私の本来の存在を知ったら敬遠されてしまうかしら…でもね、これからも一緒に居たいなら話さなくてはいけない。隠していても、いつかバレてしまうから…



まゆ「創造をしました」

黒死牟「想像…考え事か?」



他の魔王達とも付き合いがあった縁壱さんに、よく四百年もバレなかったもんだわ



まゆ「いえ、創る方よ。私は『ロード オブ ナイトメア』と云う『混沌の海にたゆたいし 金色なりし闇の王』なる存在に生み出されました。その御方が全ての頂点であり、全ての闇の母。私は『L様』と呼んでいます。そして今は『神』や『主』と呼ばれる存在と共に創造をした…」

縁壱「鬼灯殿が前に言っていた大規模な創造か?三年前にも何やら言っておったが……」



深い内容は言ってない。その時は全力で話を逸したから



まゆ「地球と呼ばれる今の人界はあった。既にL様が創ってあったから…でも水が無かったの。私達は、今は海と呼ばれる場所に水を入れ生命を造り、陸には深緑を彩った。そして今は『神魔』と呼ばれる源を造り、やがて『人』を造った……」



私以外の全員が目を見開いた



耀哉「まゆは創造主なのかい?」

まゆ「はい…一部ではそう言われております。しかし『神』と『魔』に別れてから暫くしてソロモン七十二柱が出来ました。その頃に、霊格と殆どの力をL様の中に置いてソロモンに降りました」



そう、一部でだけ。古い神魔しか知らない事



黒死牟「それだけの力を持ちながら、何故にソロモンとやらに降ったのだ?」

まゆ「理由を聞いたら皆、きっと呆れちゃうよ…」

縁壱「呆れるわけがなかろう。何を聞いても、私はまゆを愛してる気持ちは変わらぬ」



巌勝さんは「私も変わらぬぞ…」と言って抱き締めてくれた



槇寿郎「何があろうが、お前は俺の娘だ」



父上まで…こんなに愛されて、私は何て幸せなのだろうか



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