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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第21章 私の秘密






槇寿郎「お前の事だから、どうせそんな事だろうと思って構えていた!!お館様の前では駄目だと、あれ程言ってあっただろうが!!」

まゆ「迸り過ぎてヤバいの抑えきれないの!身体の底から熱くて仕方がない!神魔は総じて色事が好きなのよ。悪かったわね!!」

黒死牟「実にまゆらしい…」

耀哉「まゆは本当に巌勝と縁壱を愛しているんだね。でも行為は、もう少し待とうね。まゆの身体は大人になりきれていないから。槇寿郎も父親として、娘の事が心配なのは分かってあげよう」



私は縁壱さんに撫で撫でしてもらいながら「分かりました…ごめんなさい(泣)」と、お館様の話に頷いた



耀哉「次に呪と一ノ瀬の事だけど、本当にありがとう。まゆと一ノ瀬には感謝してもしきれないよ」



そう言って、お館様は私に頭を下げてくださった



まゆ「お館様!頭をお上げください。恐れ多いですからぁ!!」



何もしてないですよ私は!びっくりする位何もしてなくて、一ノ瀬に「本当に役に立たないな、お前は。一周回って尊敬する」とか言われたし!!



耀哉「千年間続く呪が解けて私の身体の調子も良くなった。運び込まれた隊士は治癒札や薬により再び元気に任務へ行ける。こちら側に巌勝が来てくれたのもまゆが居たからだよ。感謝せずに何をしろと言うのか…本当にありがとう」

まゆ「私は出来る事をしているだけでございます。魔族のままで鬼舞辻の討伐が出来たら良かったのですが…私の力が及ばず、この様な形になってしまい申し訳ありません」




神魔の鬱陶しい規約さえなければ鬼舞辻なんて一瞬で消せるのにね。歯痒くて仕方がない



耀哉「人界を想い、何とかしようとしてくれている気持ちが何より嬉しいんだよ。一ノ瀬から聞いたよ。本来は人界への降臨も気軽に出来ない存在なんだよね?良かったらまゆの事を聞かせてくれないかい」



他の三人が私を心配そうに見守っている



まゆ「はい、お話致します…」



実は、縁壱さんすら知らない事もある。でも、もう隠せないわよね…



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