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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第21章 私の秘密






巌勝さんチームは終始無言だった。巌勝さんを背負っているのは牧野君。背丈が巌勝さんや縁壱さんと同じ位大きくて『沈黙の熊』と呼ばれる位に喋らないけど、挨拶は元気に出来る子



もっと喋ったら良いのにぃ



まゆ「巌勝さん、そろそろ着くわよ!」

黒死牟「あぁ…」

縁壱「兄上、緊張しておられるのですか?」



前回とは違って複雑なんだろうなぁ…



★柱の数は原作だと9人迄ですが、ここでは気にしていません


【産屋敷邸】



目的地に着き、二人は隠に礼を言って産屋敷邸の門を潜った。ここまで来ると流石の私も緊張してくるわ…



黒死牟「お館様、甲・継国巌勝でございます。弟、継国縁壱を連れて参りました。光柱・煉獄まゆも居ります」

耀哉「よく来てくれたね。入っておいで」



「失礼します」と言いながら三人で部屋に入ると、何故か父上が居た



耀哉「さて、集まってもらったのは他でもない、巌勝についてだ。先ずは巌勝、鬼殺隊の柱になってくれるかい?」

黒死牟「謹んつで、お受け致します」



入隊してから三ヶ月で甲、それから七ヶ月での柱昇格



耀哉「巌勝、月柱昇格おめでとう。これからもよろしくね」

黒死牟「はい!ご期待に添えます様、より一掃精進致します」



巌勝さん程の実力で柱までに一年掛かったのは、お館様曰く「あまり早いと巌勝に断られそうだったからね」だそうだ



槇寿郎「おめでとう。これからは柱仲間だな!」

縁壱「おめでとうございます。兄上の益々のご活躍を期待しております」

まゆ「巌勝さん…また一緒に柱として仕事出来るのね。私っ、私っ……」



私は俯いて両手で顔を覆った



黒死牟「まゆ…」



名前を呼ばれると、私は巌勝さんを上目遣いで見上げた。身体がウズウズしてきたわ!



まゆ「嬉しくて…巌勝さん、縁壱さん…私を今すぐ茶屋に連れ込んでぇぇぇ!!」



ドカッ



嬉しくて巌勝さんに飛び掛かったら父上に鉄拳を食らい、私は敢え無く畳と濃厚な接吻をしてしまったのであーる



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