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【鬼滅の刃】過去も未来も〜R18〜【継国兄弟】

第21章 私の秘密






影子「カァァァ!巌勝ゥー朝餉ヲ食ベタラ産屋敷邸ニ行キナサーイ!オ館様ガ、オ呼ビヨー!」

鷹男「ヒューヒュー!!巌勝パネェナァァァ!!まゆト縁壱モォ呼バレテルゼェ」



朝から鎹鴉二匹が慌しく私の屋敷に入って来た。鷹男さんの反応から察するに、巌勝さんが柱へ昇格するのだろうと思う



黒死牟「鷹男さんは分かりやすいな…」



あらら、巌勝さんも分かったのね♪



縁壱「ですね…。しかし、まゆは兎もかく、何故に私が呼ばれるのだ?」

まゆ「鬼舞辻についてかしらねぇ」



今回は一応要件を秘密に出来た鷹男さんは偉いわ!前回は日柱邸に入って来た時点で言っちゃったし



影子「巌勝、ヨク噛ンデ食ベルノヨー」



影子ったら巌勝さんの母親みたいね(笑)



巌勝「分かっておる…」



巌勝さんは影子の言葉に照れたのか、少々乱暴に南瓜の煮物を口に放り込んだ。その顔は少しだけ赤いように見える



なんて可愛いの♡



朝餉を食べ終わった私達は産屋敷邸に向う。目隠しをされて隠に背負われている巌勝さんと縁壱さん



縁壱「本日は宜しく頼む」

巌勝「頼む…」

後藤「はい!どうぞ背中へ!」

隠「巌勝様はこちらに!」



巌勝さんの目隠し姿は再開した当初に見た事があるけど、縁壱さんのは新鮮だわ!



まゆ「後藤ちゃん私もおんぶして!」

後藤「どうやってだよっ!」



四百年前、私が鬼殺隊の最終選別に行く途中で再開した時、縁壱さんは既に柱だったから私が目隠しされる方だったのよ。だから私、凄く興奮してるの!ハァハァ…



ハッ!脳内が危険な絵面でイッパイになる所だったわっ、危ない危ない…



縁壱「貴方が後藤殿か。まゆと仲良くしてくれて、本当にありがとう」

後藤「いえ、こちらこそ仲良くしていただいて光栄です!」

まゆ「水臭いなぁ…そこは、親しくお付き合いさせていただいてます!でしょー」



後藤ちゃんは「誤解が生まれるだろーっ」って慌てていると、その背中で縁壱さんが「真に仲がよいのだな」と笑った


まゆ「うん!後藤ちゃんは、私の大事な大事な同期なの!」

後藤「あの時に最終選別で一緒だったのは、俺とまゆしか居ねーもんな…」

縁壱「そうか…」



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